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認知症介護5年経験し知った予防薬の効果と弊害

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認知症介護しはじめて知った認知症予防薬の存在

認知症の祖母を在宅介護し、6年目に入りました。

認知症の治療といえば薬物療法やデイサービスのリハビリ療法等があります。 
しかし、我が家は「限界まで聞いて適度に相槌を打って返してあげること、自分でできる事は自分でしてもらう」という自然療法でのりきってきましたが、4年前からメマリーを服用したことも一定の効果が出ていると思います。メマリーを服用するに至るまでには、いくつかのステップがありました。

近所の脳神経外科でMRIをとり、脳の血流状態をみるSPECT検査をし、日時・物・計算をする認知機能検査をした後、医師から家族に説明がありました。その説明によると、祖母は「アルツハイマー型認知症。年齢相応の海馬の萎縮による認知症で、進行速度は比較的緩やかであろう」という診断だったのです。そして脳神経外科から心療内科で薬をもらうよう指示をうけ、心療内科を受診しました。
そこではじめてレミニール、イクセロン、リバスタッチ、アセリプト、メマリーという認知症治療薬の存在を知りました。

認知症予防薬の効果と弊害

「認知症は残念ながら完治する方法はないけど、この薬で進行を遅らせることができます。メマリーをアセリプト等と併用する必要は今のところありません。まず1週間5mgから開始し様子をみてください。」と医師から説明をうけました。認知症予防薬の効果と弊害祖母は既に便秘解消効果のあるマグミットや睡眠導入剤のロゼレムを服用していたので、医師に「眠くなり転倒するリスクは上がるのですか?」と質問したところ、医師は「眠たくなることはほとんどありません。ロゼレムと併用しても全然大丈夫ですよ」と自信を持って答えてくれたので、安心して藁をもすがる思いで服用を開始しました。服用を始めて2、3日の夜間は若干ふらつきがみられたものの、特に副作用はみられず1週間後、再度心療内科を訪ねその旨を伝えました。
そして10mg、20mgと1ヶ月程かけゆっくりと増量していきましたが、特に目立った副作用はなく20mgを維持し毎日服用しています。薬が原因ではないかとされる症状がでています。
「イライラ」や「幻覚」症状です。
夕食後に20mgを服用していますが、夜間オムツを替えるのに「なんでこんな時間に起こすのよ」と興奮気味にイライラすることがしばしばあります。また、「あんちゃんはどこにおるんかいな?あんたじゃなくてもう一人のあんちゃんがいたでしょ」などと、私の事がもう一人いると幻覚を起こします。夕食後から0時過ぎに特に顕著にみられる症状なので、メマリーが引き起こす間接的な副作用は若干あると思います。
ただ、メマリーを服用後、1年おきのMRIやSPECT検査をうける定期検診でも、認知症の進行が緩やかであるのを確認できると、一定の効果はあるのだと思います。
5年間1日も欠かさず服用し続けてきたメマリー。その効果は祖母が生き続けていてくれていることが何よりの証拠だと思います。

2025年認知症700万人時代に備えアメリカでは認知症ワクチンが開発中だそうですが、課題はまだまだ多いと聞きます。

介護する側、される側にとって一日も早く認知症完全治癒の時代が到来することを望んでやみません。

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関西出身。株式会社CSK(HP制作会社)やCSKマーケティング(放送・通信業)を経て、30歳過ぎから母親がガン・脳梗塞等で認知症祖母シングル在宅介護6年経験。2019年1月祖母は、認知症進行で精神科病院へ入院後2020年11月療養病院へ転院。緊急対応や週1回面会。2017年頃からフリーライター、メディア評論家、時折テレビの仕事など幅広く活動。日総研認知症ケアやみんなの介護は連載3年目の他デイリースポーツ・ヤフー等多数掲載。2020年、メディア出演や12月 『おばあちゃんは、ぼくが介護します』(株式会社法研)を出版。ツイッター @torata_t Youtube ほんやまで新聞Youtubeチャンネル – YouTube

 

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