夜間にオムツ交替が必要な理由

最近スーパーや薬局に行くと「朝まで安心」と書いたオムツが売られている。

私は現在要介護485歳になる祖母の認知症在宅介護を要支援1から5年間経験し、なぜ夜間にオムツ交換が必要なのか。

■オムツ外しは防ぎようがない

まず夜間に限ってトイレにオムツを置いてしまう「オムツ外し」という現象が起きる。

祖母が担当のケアーマネージャー歴17年の方に相談すると「お風呂の入っていない日とか少し尿が横に出てしまった場合など不快感を覚え外してしまうケースはよく聞きます。何か対策があればアドバイスできるのですが・・・」と言われた。

祖母の場合もケアーマネージャーの言う通り要介護3ぐらいの時から発現するようになり、現在は頻繁に外すようになった。

オムツ外しをした日をノートし統計をとると風呂に入っていない日やショートステイから帰宅した日に比較的多いことがわかった。

それでは外してしまうと再度つけてしまえばいいだけではと思う方もいるかもしれないがそう簡単に事は進まない。

なぜなら、いくら尿の吸水量を多く吸いとってくれても外してしまうということは本人が不快感を示した証拠で外したオムツをつけようとすると祖母は「新しいの出して」と強い抵抗を示すのでやむなく交替することが多い。

認知症が進行して私の名前は忘れることが増えているのにオムツへの不快感は忘れることがほとんどないのが厄介なところだ。

■夜間のオムツ交替時間だけで1時間発生

また、私の祖母の場合就寝時間が概ね1930分位と早いのと排尿量が多かったり、部屋にオムツを置いてしまうことがあり、吸水量多めのオムツでも030分頃にはいっぱいになっている。要介護4になり1年程で夜間にオムツ交替を強く抵抗することが増えてきた。

ケアーマネージャーや訪問看護士や医者の話を総合すると「進行したり年齢を重ねるとオムツを替える意味がわからなくなってしまったりデイサービスやショートステイなどの疲労度も増したりすることなど複合的な要素が考えられる」という見解だった。

実際に私が「ばあちゃんオムツ替えるで」と祖母に言うと「なんで?あんた何しに来たの、さっきいなかったでしょ」と強い抵抗と幻視の反応が続くことが多い。

しばらく様子をみて数十分おきに同じ事を言いようやくオムツ交替に応じる。

オムツ交替だけで夜間長い時で1時間程かかってしまうこともしばしばある。

ヘルパーを呼ぶという手段もあるが、介護保険の点数の減少や夜間はヘルパーの数が少ないことはさることながら発生する時間帯がバラバラなのが依頼がしづらい一番の理由である。

以上の理由が夜間でもマンパワーが必要な理由である。

介護する側もされる側双方共に「朝まで安心」と言える日が一日も早く来ることを願ってやまない。

 

 

 

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