ライター奥村シンゴの介護、メディア、社会を語る

祖母介護7年目、元放送局通信メディアコールセンター出身の奥村が介護、メディア、社会問題中心に独自取材、考察。

介護

認知症祖母と花見で痛感した介護の油断

投稿日:

俺と母親と祖母3人で車飛ばし、関西の桜の名所で花見した。

観光客や地元客の人でいっぱいではあったが、祖母は桜をみながら「私の最後の死に土産だわ」と冗談言い喜んでいた。

写真も撮った。

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俺らは2点失敗した。

1点目は、歩行者専用道路を確認せず、車を入れる場所まで祖母を歩かせる必要が生じ、15分近く歩かせてしまったこと。

2点目は、車椅子をもっていかなかったこと。

普段なら20分弱の歩行は、祖母は片杖で接触解除なら可能だ。

この日も20分弱を目処に歩行予定で車椅子は不要だと決めこんでいた。

しかし、予想以上の暑さや1点目の歩行者専用道路で20分以上歩く必要が生じたことや、体力低下もあるのか途中から間寛平さんの吉本新喜劇でのギャグのような歩き方で倒れこむ寸前だった。

そして、帰宅し祖母はしばらく寝た後、ムカムカするとトイレで何度か吐いた。

その不安からか「病院に連れて行って、救急でもいいから」とさかんに訴えてきた。

どうみても緊急性を要する印象をうけなかったので、「とにかく様子みよ。調子悪かったら明日病院行こ」と説得しても納得してくれない。

しまいには、「私一人で病院行くから、保険証やお金ちょうだい」と言って家を出ようとした。

ここ数ヶ月でたびたびある徘徊に似た症状だ。

手に負えなかったことと、念の為に診てもらった方がいいかと思い訪問看護士を呼んだ。

呼吸音、酸素飽和度、お腹の音、血圧、熱など診てもらったが、異常なし。

一安心した。

祖母も安心し、眠りについた。

彼女に「お前にわかるわけない」と八つ当たりまでしてしまう始末。

元はと言えば、歩行者専用道路や気候の確認、車椅子をもって行かなかったことが招いたこと。

在宅介護6年目にしては、基本的なミスを犯した。

原因はおそらく慢心と油断があったように思う。

あわや命とりにもなりかねないミス、反省の一日だ。

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