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施設探しでケアマネ以外に老人ホーム紹介センター利用 長所と短所を考察

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ばあちゃん、モグモグの意味がin認知症祖母入院中の精神病院

祖母は認知症が進行し、昨年11月末に在宅から施設に入所し2ヶ月が経過した。

1月中旬に精神病院へ転院し、現在は心身状態は落ち着いているが最初に入所した老健では、2日目からハプニングの連続だった。

介護職員の再三の説得に応じず、利用者に向かって突然大声を出して怒鳴ったり、食器を投げたり、夜中泣き出したり・・・。

そのような毎日が続き施設から「利用者へ迷惑にもなるし本人が一番辛いと思うので精神病院で一度治療してから戻ってきてほしい」と告げられた。

老健のケアマネージャーは「費用は出せない、精神病院は嫌というなら在宅介護に戻りはったらどうですか?」の一点張り・・・。

いい方法はないものかと私は地域包括センターに連絡し、「精神病院以外に特養か民間施設でお手頃な施設はありますか?」と尋ねた。

すると、地域包括センターの方が「老人ホーム紹介センターという民間団体なのですが、老人ホームの情報をよく知っておられます」と紹介をうけた。

はじめて老人ホーム紹介センターの存在を知る。

そこで、介護者からみて老人ホーム紹介センターを利用する際の長所や短所を体験談と共に考察する。

「すぐ自宅へ急行し老人ホームの紹介をうけられる」

老人ホーム紹介センターは民間の業者で老人ホームに入居したい人と入居募集中の施設をマッチングさせ、施設から紹介料をもらい経営しており、全国に多数ある。

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老人ホーム紹介センターのパンフレット

早速老人ホーム紹介センターへ電話をすると、50代位の男性相談員が祖母の状態や家族の意向や悩みをひととおりヒアリング。

その後、私は「毎月支払える予算が12万位で暴れたり大声を出したりしますが受け入れてくれるところはありますか?」と相談員に尋ねた。

すると、相談員は「費用やサービスの内容に地域差が結構ありましたね、探してみます、多分あると思います」と。

それから数日後、相談員から「紹介したい施設が数件ありますのでご自宅へお伺いしてもよろしいですか?」と電話が鳴った。

私は「出張していただけるんですか?費用はおいくらですか?」と聞くと、相談員は「費用は無料なんです、われわれは紹介した施設からマージンを受け取る形で」と答えた。

無料で相談から自宅へ出張してくれるというのは忙しくしている介護者にとっては大変ありがたい。

「ケアマネや役所では困難な情報も入手可能」

翌日、早速スーツを着て正装した50代ぐらいの男性相談員が自宅を訪問。

相談員は「おばあさまが大変なようですね。暴れたり大声で叫んだりされるのとご予算的にご紹介できる数が限られますがいろいろあたってみて3件みつけました」と言われ、電車・バス・車で片道3040分ぐらいの老人ホームを3件紹介をうけた。

その中に建物自体は築25年近くと新しくはないものの、アクセスが便利、1階がデイサービス、2階と3階がシェアハウス形式の寝室があり、部屋代がかからず月8万円(オムツ・パッド・日用品は別)という施設が。

価格がリーズナブルなことと、デイサービスが併設され、祖母が少しでも体を動かしADL日常生活動作)が維持・向上すればということから1度面会と見学をお願いした。

相談員は「早速連絡してみます」と施設の担当者と連絡をとり、面会や見学日時を打診。

その直後に祖母の精神病院転院が決まり、案内はいったん見送りに。

もし祖母の精神病院転院が決まっていなければ、老人ホーム紹介センターの相談員の方が施設見学や面会に同行し施設の担当者と一緒に話を聞き、入居するか否かを一緒に判断してくれるということだった。

3件共、祖母の住所以外の市区町村や都道府県の老人ホーム以外を案内をうけ、ケアマネージャーや役所の福祉課や自分自身で探すことは困難な情報。

老人ホームを探す際、ケアマネージャー、地域包括センター、市区町村の福祉課は地元の施設情報に長けている分、隣町や異なった都道府県の情報は入手が困難。

そういう時に老人ホーム紹介サービスは例えば関西なら24県をカバーし幅広い老人ホームの情報を得ることが可能だ。

また、老人ホーム紹介サービスセンターの相談員は日頃から老人ホームなど介護施設とやり取りをしているので、施設の評判を率直にアドバイスをうけられる。

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老人ホーム紹介センターのパンフレット2

「フラットな視点で紹介しない業者も・・・」

一方で、老人ホームから紹介料をもらい経営しているということは、裏を返せばフラットな視線で契約をしない業者もいる。

私が体験したある老人ホームj紹介センターに相談した時の出来事。

12万円程の老人ホームを紹介され相談員に「特養と同じ位の値段ですよね?それなら近くの特養の方が綺麗で雰囲気よく職員さんの対応も悪くなくレクリエーションも活発なようですし」と質問した。

すると相談員は「特養は医療行為に制限があるので、もしおばあさまが今後胃ろうや点滴などが必要になった場合施設を変わらないといけない場合がありますので」と返してきた。

私は疑問に感じたので調べてみると、特養にもよるが今は胃ろうや点滴が可能な施設もあるという。

おそらくその相談員は契約を決めたいがあまりに案内したのだろうが・・・。

 

まとめると、正しい案内をしなかったり、利用者や介護者の意向より半ば強引に契約を成立させようとする業者があるのを注意し、老人ホーム紹介センターを利用するのも選択肢の一つに入れるといい。

施設案内から相談、自宅まで出張、施設紹介、面会・見学同行、契約まで一貫してサービスが無料でうけられ、地域包括センター、役所、ケアマネージャーが紹介する老人ホームと比較できるのは、いい施設探しをするヒントがみつかるはずだ。

 

 

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関西出身。株式会社CSK(HP制作会社)やCSKマーケティング(放送・通信業)を経て、30歳過ぎから母親がガン・脳梗塞等で認知症祖母シングル在宅介護6年経験。2019年1月祖母は、認知症進行で精神科病院へ入院後2020年11月療養病院へ転院。緊急対応や週1回面会。2017年頃からフリーライター、メディア評論家、時折テレビの仕事など幅広く活動。日総研認知症ケアやみんなの介護は連載3年目の他デイリースポーツ・ヤフー等多数掲載。2020年、メディア出演や12月 『おばあちゃんは、ぼくが介護します』(株式会社法研)を出版。ツイッター @torata_t Youtube ほんやまで新聞Youtubeチャンネル – YouTube

 

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