24時間テレビが嵐だと介護者が嬉しいワケ

毎年恒例のチャリティー番組『24時間テレビ愛は地球を救う』のパーソナリティーが『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で発表されました。

今年は6年ぶりに来年12月31日で活動休止を発表した国民的人気者の嵐がメインパーソナリティーを務めます。

会場は東京五輪会場の工事で日本武道館が使用できず、今年は両国国技館から8月24、25日に放送予定。

嵐がメインパーソナリティーで嬉しいと感じる介護者や施設も少なくないのでは?

私も祖母のデイサービスのエピソードや嵐の募金総額からするとその一人なのです。

「施設で祖母が乗ったのが嵐から贈られた車イス」

私は3 0歳過ぎから認知症祖母の在宅介護を6年間経験しました。

参照 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190313-00000075-dal-hlth

母親が脳梗塞や大腸ガンになったり、私の兄弟が結婚し家庭もちだったり、祖母の兄弟や親戚が疎遠などさまざまな事情が重なりました。

金銭的な事情がありましたが、何よりも母親のようにお世話になった祖母を少しでも在宅でみたい」という私の思いが強かったです。

そんな6年間で思い出に残っているのは、祖母のデイサービスで24時間テレビの募金で贈呈された電動車いすをみかけた時のこと。

祖母は「誰が車イスなんか乗るかいな。私は歩くからね、足を使うからね」と私によく言ってきました。

私は祖母が生きる原動力の一つにしていると思い「そうそう。ギリギリまで足使って一緒に歩くで」と。

そんな祖母がだんだん足腰が弱り一人で歩くのが難しく介護施設から「転倒や骨折リスクが高まったので、車いすを使うことがあります」と告げられました。

その後、祖母は24時間テレビのチャリティーで贈呈された車イスに乗ることが何度かあったのです。

電動車いすは手が不自由な方でもレバー操作一つで電動走行可能。

祖母は「私は乗らないよ、歩くからね。恥ずかしいよ人前で歩けない」と恥ずかしがり、最初はなかなか乗ろうとせず。

デイサービスの介護職員さんが車イスに乗るよう再三説得を続け、その中に「これね、嵐から贈られてきた車イスなんだよ、乗ってみない?面白いよと冗談まじりで言ってくれました。

すると祖母は「嵐?嵐ってあのグループの男の子達かいな?」とくいついてきたといいます。

嵐が直接車イスにのる直接的なきっかけになったかどうかはさだかではありませんが、少なくとも間接的なきっかけになったと思っています。

ちなみに、そのデイサービスの職員さんは京セラドームをはじめ全国のコンサートにかけつける熱狂的嵐ファンの集まりでした。

 

デイサービスから帰宅すると、祖母は「あの子達ね(デイサービスの職員さん)男のグループあるでしょ?(嵐のこと)仕事終わってから合唱へ(コンサートのこと)行くんだって。元気だね。」と職員さんのことを感心していました。

公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会のHPによると、これまで41年間で下記が 介護や障碍者施設へ贈呈されました。

リフト付バス4372台、スロープ付自転車が1779台、訪問入浴車が1907台、電動車イスが2607台、特別贈呈福祉サポート車が164台、計10829台。

祖母は昨年の夏から秋にかけてテイッシュペーパーをご飯と間違えて食べる(異食)やトイレの仕方を昼夜完全に忘れるなど認知症の進行が著しくなり、2018年11月末に老人健康ホーム(老健)へ入所。

今年1月中旬から精神病院へ入院中です。

参照 https://kaigo.news-postseven.com/13268

「歴代で嵐が募金総額2位、4位、5位を独占」

嵐の司会がなぜ介護者にとって嬉しいかといえば、嵐が好きなのもありますが、メインパーソナリティーを務めると募金総額が凄いんです。

なんと嵐は41年間の歴史で2位、4位、5位を独占。

順位  放送年  募金額

2位・・・2013年 15億8千300円

4位・・・2012年  11億6847万1704円

5位・・・2008年 10億8366万6922円

引用元 http://www.24hourtv.or.jp/total/  公共社団法人24時間テレビチャリティー委員会

ちなみに1位は関ジャニがメインパーソナリティーを務めた2011年で19億8641万4252円。

3位はピンク・レディーがパーソナリティーを務めた1978年11億9011万8399円。

関ジャニがパーソナリティーを務めた2011年は東日本大震災が発生し、国民の募金意識が高まった年でした。

ピンクレディーは1回目で募金額が多かったことが考えられます。

嵐が務めた翌年の募金額をみると、2009年が9億5千万少し、2014年が9億3千万少しと大幅に減っているのです。

いかに嵐の2位、4位、5位の募金額が凄いかというのがわかりますね。

祖母と電動車イスとのエピソードや募金総額の圧倒的多さ、嵐がメインパーソナリティーなのは介護者の一人として嬉しいかぎりなのです。

厚生労働省がまとめた「今後の高齢者人口の見通しについて」によれば、2025年には3657万人と人口の3人に1人以上が65歳以上になると予想。

超高齢化社会に一つでも多くの福祉車両は急務なのです、私も時折祖母の面会などで介護現場に行きますが、待ったなしです。

今、24時間テレビに否定的な人たち、いつ自身や家族や友人など福祉車両を必要とするかわかりませんよ。

  • 奥村シンゴ
  • 大阪生まれ、阪急沿線出身。
    3人兄弟の長男、下の弟と妹は2卵生の双子。
    主にテレビ局・CATV・携帯/固定電話・ITなど請負東証一部コールセンターで営業や顧客対応を約10年ほど経験。
    30代前半から孫介護7年目、親以外の介護を経験した同年代や若い人たち向けの伝え手がおらず、少しでも役に立てばと思いライターやコラムニストとして活動をスタート。

    現在、デイリースポーツ、小学館(マネーポストWEB・介護ポストセブン)、みんなの介護、オリコンなどに寄稿中。

    2018年は100記事超掲載、介護ポストセブン徘徊記事約8ヶ月トップ10ランクイン中、

    他テレビ、メディア、社会問題まで1ヶ月50万PV、ヤフトピ3位、4位などを記録。

    趣味
    ○地上波からネット配信まで週20時間超チェック。

    特に好きなレギュラー番組は虎の門ニュース、報道特注、文化人放送局、サンテレビボックス席、ABCプロ野球中継、フジテレビ批評、CSプロ野球ニュース、岡村隆史ANN。

    ○阪神タイガース戦観戦、過去300試合超観戦経験(現在は仕事と介護で月1回程度現場観戦、主にテレビ視聴)

    亀山・新庄フィーバー(1992年)とサンテレビボックス席がきっかけで阪神ファンになり今年で26年目。

    介護をするまでは1年20試合近く、20年程で300試合超観戦。

    思い出の試合は2003年、2005年両方阪神タイガース優勝と2014年の日本シリーズを遠距離の相方と甲子園で観戦できたこと。

    ○情報収集 

    ネットや本からの情報収集はもちろん、色々な・街・食・イベント・流行りのスポットに足を運ぶ。

    最近では姫路城、豊洲市場、築地、甲子園、ミッドタウン日比谷、リニューアル後の伊丹空港、オープン直後の阪神百貨店、日テレ・テレ朝・TBS・フジ夏イベント、万引き家族・コードブルー劇場版・カメラを止めるな鑑賞など。

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