朝日新聞取材、新型コロナ国難時に誤報続き、マスク高値販売に反省の色なし

新型コロナウイルスの感染拡大で政府が7日、緊急事態宣言を発表した。 

厚生労働省によれば日本の感染者数は6005人、死者は98名(4月11日正午現在)に達している。 

このような国難時に朝日新聞が東京から地方移住を誘導したり、専門家の意見を勝手に変えたり、マスクを高値販売するという相変わらず横暴ぶりが続いているのはご存じだろうか。 

朝日の誤報や常識外れの言動の数々に身内のテレビ朝日ネット配信番組からも疑惑をもたれるお粗末ぶり。 

筆者は朝日新聞のお客様センターに問い合わせたが全く反省が感じられなかった。

捏造したとでも仰りたいんですか?と否定 

朝日が4月7日の記事で「「東京脱出」SNS拡散中 新たなクラスター生むおそれ」とし、「東京脱出」のハッシュタグが拡散され、専門家が首都圏から地元へ帰省し、家族らに感染の広がる例が複数報告され注意をよびかけていると書いた。 

これに対し、元衆議院議員で現在中学・高校生向け英語塾「J Prep斉藤塾」代表の斉藤淳氏が「東京脱出なんてハッシュタグ、昨日まで見なかった。朝日が記事化することで拡散させてる疑いの方が強くないか」と異論を唱えた。 

ネットメディア「ねとらぼ」が「#東京脱出」直近3カ月のツイート数を分析。 

それによると、1日あたり3件以内で朝日新聞の記事以前にほぼ投稿がなかった。https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/16717/

この件を朝日のお客様センターに問い合わせたところ、「あくまでねとらぼさんが書かれた記事でしょ?捏造したとでも仰りたいんですか?」と否定。 

しかし、「ねとらぼ」のデータをみれば明らかに朝日が記事を出す前は「東京脱出」とハッシュタグで投稿する数は少ない。 

そして、さらに驚きなのは、朝日の関係会社「テレビ朝日」の報道部が制作するネット配信番組「アベマプライム」(アベマTV)で問題視されたこと。 

「テレビ」と「新聞」は系列化されていて、身内を批判するのは原則タブーに近い。 

しかしながら、同番組で4月7日、「朝日新聞web 番組内で東京脱出が拡散中、でも疑惑が浮上中」と題し議論された。 

アベマプライム4月7日配信分より
アベマプライム4月7日配信分より

ジャーナリストの佐々木俊尚氏は「トイレットペーパーでデマが広がり買い占め騒動がおきたので、報道のあり方は考えるべき。自粛ができる人は東京脱出と言わないことが大切」と指摘。 

また、番組内でヤフーリアルタイム検索による「東京脱出」のツイート数のデータが公開された。 

朝日の記事発信後、午前6時は0件、午前7時30分は25件、午前9時30分は340件という結果。 

新型コロナの感染者数が地方で少ない地域があるが、少子高齢化で医療体制やマンパワーが不足している場所も少なくない。 

筆者が居住する近隣の関西の地域は、地方の田舎だが病院の数や医療従事者が多くなく、診察から薬をもらうまで連日1~2時間待ちだ。 

筆者が30歳過ぎから6年間在宅介護した祖母入院中の精神科病院は受け皿がなく片道1時間かかる。 

新型コロナウイルス対策ダッシュボード(https://www.stopcovid19.jp/  )によれば、新型コロナ患者に対し16の地方で患者数に対し病床数が不足しており、特に神奈川、埼玉、福岡は深刻だ。 

都道府県 患者数 病床数 

大阪   679      600 

兵庫   303      246 

神奈川  427       74 

千葉   412      247 

埼玉   355      225 

福岡   332       66 

京都   157      140 

岐阜    99       30 

群馬    83       52 

沖縄    63       24 

広島    53       50 

宮城    50       29 

高知    46       23 

滋賀    35       34 

山梨    33       30 

山形    34       18 

地方の医療崩壊が確実に進む中、朝日がただ「反安倍」のために利用したとしか思えず、断じて許せない。 

「取材したとウソをつき専門家の数値を改ざん」 

「東京脱出」記事から数日経過した4月10日、朝日がまたやらかした。 

朝日は「接触7~8割削減」効果専門家「感染抑制できる」(https://www.asahi.com/articles/ASN497K5LN49PLBJ001.html)の記事で「接触7~8割」は厚生労働省のクラスター班西浦博氏は厳密に「6割」と減少に転じると報じた。 

ところが、西浦氏本人がツイッターで「「厳密には6割だけど」なんてこと、決して言っておりません。朝日新聞からの取材も受けておりません。東京都との会見を曲解されたのかも知れないですね。皆さん、8割が必要です。骨抜いたり色々しないで下さい」と反論ツイート。 

西浦氏はバズフィードのインタビューに7~8割の定義について下記を述べている。 

1人当たりが生み出す二次感染者数は、欧州では平均で2~3人と言われる。再生産数で1を割ると、流行が収まる。 
2~3人感染者を生み出すような接触のうち、平均50~67%ぐらい以上が削減されると、再生産数が1を割るというのが単純計算になる。2の時は50%以上、3の時は67%以上を削減する必要。 
しかし、日本では要請ベースでどれだけ制限を求めても、介入できないところが医療機関や性風俗。 
仮に風営法で止められたとしても、性的接触が止まらないところはたくさんある。人の行動に介入するのは、一つの数式の計算だけではカバーできない。 
医療従事者同士で感染が起こる確率、医療従事者から他の業界の人に感染が起きる確率、風俗の女性から別の人に感染が起こる確率。 

https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-nishiura より

それに対し、言論プラットフォームサイト「アゴラ」の池田信夫氏は「6割といっても水商売のおねえさんは聞かないから2割水増しした」という国民をバカにした話であると批判。

その上で、このRo =2.5という前提が、まったく証明されていないことだ。西浦氏はこれを生物学的な定数と考えているようだが、これまでのWHOの実測では、Roは1.4~2.5 と大きな幅がある。 

これに対してRは実測値で、日本全国では1以下である。東京の新規感染者数は3月にピークアウトし、専門者会議の推定では1.7だった。2.5と1.7の差は、指数関数で増えるとすると大きい。 

http://agora-web.jp/archives/2045392.html  より

事実関係は諸説あるが、朝日は取材もしていない上、勝手に接触者の割合を減らすというフェイクニュースを流したわけだ。

西浦氏に迷惑千万であり、「本当に新聞社?」と首を傾げたくなる報道ぶり・・・。 

専門家のコメントを自社の論調にすり替え読者や国民を誤認させる行為は新聞社として絶対あってはならない。 

「使い捨てマスクじゃなければ2枚3960円販売はOKという見解か」 

また、朝日新聞は通販販売サイトで布マスクを2枚3960円で販売したことが明らかに。 

朝日新聞ショップより 高値マスク販売

「布マスク2枚で3960円!繰り返して使える救世主!家族人数分のセット数のお求めを」とうたっていた。 

ネット上では《安倍政権を批判して自分の会社が3960円で転売か、呆れた》、《朝日は新聞社の看板降ろせ》、《ホテル無償提供する楽天を少しは見習え》など批判の嵐。 

朝日は安倍政権の布マスク2枚配布を散々批判した挙句、効果が薄いと主張。 

例えば、4月5日の社説(https://www.asahi.com/articles/DA3S14429283.html )で 感染予防効果が期待薄の布製マスク配布の経費は数百億円発生するので優先順位を間違えずに施策を進めるようにと書いた。 

その一方で、自社の通販サイトで高額販売していたダブルスタンダードとくれば、反感を買って当然だ。 

現在、朝日の通販販売サイトは「政府が緊急事態宣言を発表し物流に支障の恐れがあり、受注を期間未定で停止し、すでにご注文いただいてるお客様に限り、発送作業を継続します」という趣旨の文を掲載し、急遽受注停止。 

「大阪の泉州で作ったマスク。使い捨てじゃなかったのじゃないか」(朝日新聞お客様窓口社員)。 

朝日新聞の通販サイトで販売されていたのは、「洗える立体ガーゼマスク2枚セット」で洗って繰り返し使える、マスク品薄下の救世主と謡い文句が書いてあった。 

あくまでネット上でみただけだが、そこらのコンビニ、スーパー、薬局で300円程度で購入できそうなマスク。 

例え使い捨てマスクじゃないにしても、2枚で3300円という値段はどう考えても高額だろう。 

朝日の小滝ちひろ編集委員が「新型コロナは痛快な存在かもしれない」とツイートし、猛批判を浴び謝罪する事態から1ヶ月も経過しないうちにフェイクニュースの連続に常軌を逸した行為。 

「小滝ちひろとマスクの件は全く無関係でしょ」とは朝日お客様センターの社員の意見。 

朝日に「反省」や「謝罪」の2文字は全く感じられない。 

部数急減で「焦り」や「いらだち」があるのだろうが国民や読者にファクト記事を届ける基本プレーを徹底しない限り朝日の凋落は近いだろう。 

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